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ヘアケアハウツー

ヘアアイロンの温度と時間。傷めない使い方の基本

この記事は一般情報であり、頭髪・頭皮トラブルの診断・治療を目的にしない。

洗面所の鏡の前でヘアアイロンを前髪に当てる男性

この記事は、ヘアアイロンを使うと髪がパサつく・切れ毛が増える気がする男性、温度を何度に設定すればいいか分からない人、前髪のクセだけ直したいのに本格的なセットの手順は面倒だと感じる人に向けた一般情報です。

この記事の結論

ヘアアイロンで髪を傷めないために、まず温度を上げる前にやめることがあります。

  1. 設定温度を下げる(まずは低めの設定から試す)
  2. 同じ場所に何秒も当て続けない
  3. 髪が濡れたまま、生乾きのまま当てない
  4. 毎日ではなく、使う頻度そのものを減らす

この4つを直すほうが、温度を上げるより仕上がりが安定しやすく、傷みも抑えやすくなります。

枝毛や切れ毛が急に増えている場合は、温度をさらに上げて対処しようとせず、美容師など専門家に相談する選択肢もあります。

編集部メモ:温度を上げるより、乾かし方を直すほうがセットは決まる

アイロンでクセが伸びない、まとまらないと、つい温度を上げたくなります。

ただ、伸びが甘い原因の多くは温度ではなく、髪がまだ湿っていたり、乾かし方にムラがあったりすることです。生乾きの髪にアイロンを当てても、水分が邪魔をしてクセが安定しにくくなります。

だから編集部としては、温度を上げる前に、乾かし方とアイロンを当てる順番を見直すことをすすめます。

なぜヘアアイロンで髪が傷みやすいのか

アイロンは熱を直接髪に当てる道具なので、使い方次第で髪の表面(キューティクル)に負担がかかりやすくなります。

American Academy of Dermatologyは、熱によるダメージを抑える方法として、最も低い温度設定を使うこと、ホットコームやカーリングアイロンが髪に触れる時間を短くすること、これらの道具を使う頻度を週1回程度かそれ以下に抑えることをすすめています。

つまり、温度・当てる時間・使う頻度。この3つをどう抑えるかが本体です。値段の高いアイロンに変えても、この3つが崩れていれば傷みは残ります。

温度と当てる秒数の目安

1. 設定温度はまず低めから

髪質や太さで最適な温度は変わりますが、最初から高温にする必要はありません。低い設定でクセが伸びるか確認してから、必要な分だけ上げる順番のほうが失敗しにくいです。

2. 同じ場所への往復は最小限に

1回でクセが伸びないと、同じ場所を何度も往復させたくなります。ただ、往復を増やすほど同じ部分に熱がかかる回数が増えます。

3. 使う頻度そのものを減らす

毎日アイロンを使うと、それだけ熱を当てる回数が積み重なります。可能な日は自然乾燥や別のスタイリングに置き換えるだけでも、髪への負担を減らしやすくなります。

温度・秒数・頻度は、どれか1つだけを厳しくするより、3つとも少しずつ抑えるほうが無理なく続けやすいです。

部位別・温度と秒数を記入するチェック表

当てる部位試した温度設定当てた秒数の目安仕上がりのメモ
前髪低め数秒ずつクセが伸びたか
サイド低め〜中数秒ずつパサつきが出たか
トップ様子を見て短め根元が潰れていないか

この表に正解の温度は書いてありません。自分の髪でどの設定と秒数がちょうどいいかを、部位ごとに記入して見つけるための表です。

やりがちなNG

0. 濡れたまま、生乾きのままアイロンを当てる

髪に水分が残っていると、クセが安定しにくいだけでなく、熱によるダメージも出やすくなります。AADも、髪をタオルで優しく吸水させ、ある程度乾かしてから扱うことをすすめています。

1. 同じ場所を何度も往復させる

伸びないからと往復を増やすと、熱がかかる回数が増えます。まずは温度と秒数の設定を見直すほうが早いことがあります。

2. 高温設定のまま毎日使う

高温・毎日使用が重なると、パサつきや切れ毛が出やすくなります。

前髪だけの最小運用

本格的なセットが面倒な人は、前髪だけを短時間で整える運用でも十分なことがあります。

低めの温度で、前髪だけを数秒当てて確認し、足りなければ少しずつ秒数を足します。全体を毎回セットするより、負担も手間も減らしやすいです。

時間がある休日だけ全体を整え、平日は前髪だけの最小運用にするなど、日によって使い分けるだけでも、1週間あたりの使用頻度は自然に減らせます。

美容師に相談したほうがいいサイン

この記事は一般情報なので、髪や頭皮の状態を診断するものではありません。ただ、次のような場合は、自己判断で温度を上げ続けるより、美容師など専門家に相談するほうが安全です。

  • 枝毛や切れ毛が急に増えた
  • アイロン後にごわつきやパサつきが強く出る
  • 地肌に近い部分が熱で赤くなることがある

特に地肌に近い部分の熱については、無理に自己判断で続けないほうが安全です。

まとめ

  • 設定温度はまず低めから試す
  • 同じ場所への往復を減らす
  • 濡れたまま・生乾きのまま当てない
  • 使う頻度そのものを減らす
  • 前髪だけの最小運用でも十分なことがある
免責事項:本記事は一般情報および編集部の実践メモを分けて整理したものです。医学的助言や効果効能を保証するものではありません。
参考:American Academy of Dermatology, How to stop damaging your hair / American Academy of Dermatology, 10 hair care habits that can damage your hair