自宅の筋トレは何から始める?器具なしで最初の2週間にやること
この記事は一般情報であり、運動指導や医学的診断を目的にしない。
この記事は、筋トレを始めたいけど何から手をつければいいか分からない人、ジムに契約するのはハードルが高いと感じている人、YouTubeの上級者向けメニューを試して途中で挫折した人に向けた一般情報です。
この記事の結論
自宅で筋トレを始めるなら、種目を増やす必要はありません。最初の2週間は、腕立て伏せ・スクワット・プランクの3種目で十分です。
- 腕立て伏せ・スクワット・プランクの3つだけを選ぶ
- 種目を選ぶより先に、続けられる時間帯を決める
- 2週間は種目を増やさず、同じ3つを繰り返す
- きつさに慣れてきたら回数を増やす。種目を足すのはそれからでも遅くない
体を動かしたときに強い痛みが出る場合や、持病がある場合は、無理に続けず専門家へ相談することを選択肢にしてください。
自宅の筋トレが続かない理由は、種目選びの失敗より「いつやるか」が決まっていないことのほうが多いです。
朝にやろうと思っていたのに、夜になって「今日はもういいか」となる。この繰り返しで、始めて数日でやらなくなるパターンをよく見ます。
だから編集部としては、腕立て伏せを何回やるか、YouTubeのどのメニューが効くかより先に、「いつ・どこでやるか」を1つ決めることをすすめます。時間帯が決まっていれば、種目は3つのままで十分に続けられます。
種目を決める前の3秒確認
- 今日やる時間帯を、もう決めているか
- その時間に、他の予定とぶつかっていないか
- 「疲れたらやめよう」ではなく、先にやる場所を決めているか
1つでも決まっていないなら、種目を調べるより先に、その3つを決めるほうが優先です。
筋トレを週2〜3日行うことがすすめられる理由
筋トレは、見た目を変えるための特別な追加ケアではなく、体の土台を整える習慣の1つです。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」情報シートでは、成人・高齢者に筋力トレーニングを週2〜3日行うことがすすめられており、筋トレを実施している人は総死亡や心血管疾患などの発症リスクが10〜17%低いという報告も紹介されています。
同ガイドの成人向け推奨シートでは、歩行またはそれと同等以上の身体活動を1日60分以上、息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上に加えて、筋力トレーニングを週2〜3日行うことが挙げられています。
つまり、毎日みっちりやる必要はありません。週2〜3日、無理のない範囲で続けることのほうが土台になります。
最初の2週間にやること
1. やる時間帯を1つ決める
種目より先に、いつやるかを決めます。
「朝起きてすぐ」「風呂前」「仕事から帰った直後」など、すでにある習慣の前後にくっつけると忘れにくいです。
2. 腕立て伏せ・スクワット・プランクだけをやる
器具は使いません。
回数は完璧を目指さなくていいです。腕立て伏せが1回もできなければ膝をついた姿勢から、スクワットがきつければ浅めの角度から始めて構いません。フォームの細かい正解を追いすぎるより、まず3種目を続けることを優先します。
3. 週2〜3日、同じ3種目を繰り返す
毎日でなくて大丈夫です。
筋力トレーニングは週2〜3日が1つの目安として紹介されています。2週間のあいだは、この3種目のまま回数や日数を大きく変えずに繰り返します。
自宅の筋トレでやりがちなNG
0. いきなり器具を買う
始める前に、腹筋ローラーやダンベルを買いたくなる人は多いです。
でも、3種目すら続けられるか分からない段階で器具を増やすと、器具を使わない日が増えるだけになりがちです。器具は、3種目を2週間続けられてから検討しても遅くありません。
1. YouTubeの上級メニューをそのまま真似する
上級者向けの動画は情報として面白いですが、種目数もペースも初心者向けではないことが多いです。
途中で息が上がって続かなくなり、「自分には向いていない」と感じて終わる人もいます。まずは3種目だけで十分です。
2. 種目を毎日変える
飽きないようにと、日によって種目を変えたくなることがあります。
ただ、種目を変えるたびに「今日は何をやるか」から考え直すことになり、続ける負担が増えるだけです。2週間は同じ3種目のままにしておくほうがシンプルです。
記入式:2週間チェック表
種目を増やす前に、まず2週間、次の表に書き込んでみてください。
| 種目 | 1週目にやった日 | 2週目にやった日 |
|---|---|---|
| 腕立て伏せ | ||
| スクワット | ||
| プランク |
やった日に丸をつけるだけで構いません。空欄が多い週があれば、それは種目のきつさではなく、時間帯が合っていないサインかもしれません。
専門家へ相談したほうがいいサイン
この記事は一般情報であり、体の状態の診断はしません。
次のような場合は、自己判断で続けるより専門家へ相談するほうが安全です。
- 動作中に関節や腰に強い痛みが出る
- 持病があり、運動について医師から制限を受けている
- 軽い運動でも息切れやめまいが強く出る
- 痛みが数日たっても引かない
まとめ
- 最初の2週間は、腕立て伏せ・スクワット・プランクの3種目で十分
- 種目を選ぶより先に、続けられる時間帯を1つ決める
- 週2〜3日、同じ3種目を繰り返す
- 器具を買うのは、3種目を2週間続けられてから
参考:「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」情報シート:筋力トレーニングについて(e-ヘルスネット、厚生労働省) / 「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」成人向け推奨シート(e-ヘルスネット、厚生労働省)