化粧水のつけ方と量。手だけで足りる?
この記事は一般情報であり、特定商品の効果を保証しない。
手のひらに出した化粧水を見て、ふと思う。この量で合ってるのか。手のままでいいのか、コットンを使うべきなのか。叩き込むように付けている動画も見たことがある。誰にも聞けないまま、なんとなくで毎晩付けている人へ。
この記事の結論
化粧水のつけ方で、覚えることは実は3つしかありません。手で。ボトルに書いてある量を。洗顔後すぐ。コットンも、パッティングも、重ね付けのテクニックも、始めたばかりの段階では全部不要です。
「ちゃんと出来ているか不安」の正体は、たいてい量が少なすぎるか、つけるタイミングが遅いかのどちらかです。だからこの2つだけ直します。
つけ方の記事でこう言うのも変ですが、500円玉か100円玉かの差より、週7日つけるか週3日かの差のほうがはるかに大きいです。
疲れて帰った夜、風呂上がりにソファへ直行してそのまま寝る。この「ゼロの日」が多い人は、細かい作法を覚える前に、化粧水をソファから手が届く場所へ移すほうが先です。雑でもつけた日は、丁寧に何もしなかった日に勝ちます。
つけ方は3ステップで終わり
1. ボトルの表示どおりの量を手に出す
「適量」は商品によって違います。500円玉大と書いてあれば500円玉大。書いていなければ、手のひらの窪みに小さくたまる程度から始めて、肌がしっとりするまで足します。
2. 両手に広げて、顔を包むようにのせる
手のひら全体に広げてから、頬、額、あご、鼻の順に押し当てます。こすらず、のせて押さえる。乾燥しやすい頬から先に触るのがコツです。
3. 最後に手のひらで数秒プレスする
顔全体を手のひらで軽く押さえて終わりです。ここまでで30秒もかかりません。強く叩く必要はなく、American Academy of Dermatologyも肌をこすらず優しく扱うことを基本として示しています。
タイミングは「洗顔後すぐ」
化粧水の効果を左右するのは、つけ方の丁寧さよりタイミングです。洗顔後の肌は水分が逃げやすい状態なので、タオルで押さえたら1〜2分以内につけます。
AADはスキンケアの順番について、洗顔後の肌に水分を与え、そのあとの保湿で閉じ込める流れを一般情報として示しています。化粧水で終わらせず、乳液かクリームでフタまでがワンセットです。順番の全体像は別記事にまとめています。
よくある疑問に短く答える
コットンは要る?
要りません。手で十分です。コットンには均一に塗れる利点もありますが、毎日続ける道具が増えるほど習慣は崩れやすくなります。まず手で習慣化してから、好みで検討すれば足ります。
パッティング(叩き込み)はやるべき?
叩いても浸透が良くなるわけではなく、刺激になるだけです。押さえるだけにしてください。
2度づけ・3度づけは?
乾燥が強い日に重ねるのは構いませんが、毎日の標準にする必要はありません。減りが早くなって続けるコストが上がるだけです。1回分の量をきちんと使うほうが先です。
しみるときは?
髭剃り直後や肌が荒れている日にしみるなら、その日は無理につけないでください。毎回しみるなら、その化粧水が今の肌に合っていないサインです。
やりがちなNG
0. バシャバシャ使って3日で満足する
最初の勢いで大量に使い、飽きると一気にゼロになる。一番多い挫折パターンです。表示量を毎日、が正解で、豪快さは要りません。
1. 手が乾いたまま少量を伸ばす
量が少ないと、手のひらに吸われて顔に届く分がさらに減ります。しっとり感が出ないときは、商品を疑う前に量を疑ってください。
2. つけたあと保湿せずに終わる
化粧水だけで完結すると、時間とともに水分が逃げていきます。乳液かクリームまでで1セット。ここだけは省かないでください。
まとめ
- 手で、表示量を、洗顔後1〜2分以内につける
- こすらない・叩かない。のせて押さえるだけ
- コットンもパッティングも始めたては不要
- 化粧水のあとは乳液かクリームでフタまで
- 作法より「つけ忘れない日」を増やすのが先
参考:American Academy of Dermatology, Should I apply my skin care products in a certain order? / American Academy of Dermatology, Face washing 101