男のテカリ・皮脂の原因と、減らす基本とは?
この記事は一般情報であり、肌トラブルの診断・治療を目的にしない。
この記事は、昼になると額や鼻がテカって気になる男性、テカリを抑えようと何度も顔を洗ってしまう人、皮脂をコントロールする基本を、一般情報として知りたい人に向けた一般情報です。
この記事の結論
テカリを抑えたいなら、まず「洗いすぎない」ことが出発点です。
初心者が最初にやることは、これで十分です。
- 顔を洗うのは1日1〜2回までにする
- 洗顔後は、皮脂が多くても保湿を飛ばさない
- ノンコメドジェニック表示の製品を選ぶ
- 日中はあぶら取り紙やティッシュで軽く押さえる程度にする
「皮脂=悪」と考えて洗いすぎると、かえって皮脂の分泌が増えることがあります。順番を守るほうが、結果的にテカリを落ち着かせやすくなります。
赤み、かゆみ、強い炎症を伴うテカリが続く場合は、自己判断で洗顔を強めるより専門家への相談を選択肢にしてください。
テカリに悩む男性がやりがちな失敗は、「皮脂を根こそぎ落とそうとする」ことです。
昼にテカるのが気になって、朝と夜以外にも顔を洗ったり、洗浄力の強い石鹸に変えたりする人がいます。ですが、必要な皮脂まで奪われた肌は、乾燥を補おうとしてかえって皮脂の分泌を増やすことがあります。攻めるほど悪化する、典型的なパターンです。
編集部としては、新しい対策を足す前に、「今の洗顔回数が多すぎないか」をまず疑うことをすすめます。減らす発想のほうが、テカリには効きやすいことが多いです。
なぜテカリが起きるのか
皮脂を分泌する皮脂腺は、思春期に分泌量が大きく増える時期があることが知られています。Cleveland Clinicは、皮脂腺の働きが年齢によって変動する一般的な傾向を紹介しており、皮脂の量には個人差があることも一般的に知られています。
またAmerican Academy of Dermatology(米国皮膚科学会)は、オイリー肌のケアとして、1日最大2回、汗をかいた後に洗顔することをすすめる一方で、強い摩擦での洗いすぎは避けるべきだとしています。強すぎる洗顔料は、かえって皮脂の分泌を増やす可能性があるとも指摘しています。
つまり、テカリは「洗えば洗うほど減る」ものではなく、洗いすぎがかえって悪循環を作ることがある、という一般情報を踏まえて対策するのが理にかなっています。
テカリを減らす基本の順番
1. 洗顔は1日1〜2回までにする
汗をかいた後を含めても、1日2回を目安にします。ぬるま湯を使い、ゴシゴシこすらないことも大事です。
2. 洗顔後は必ず保湿する
オイリー肌でも、洗顔後に保湿剤を使うことがすすめられています。水分バランスが崩れると、皮脂でそれを補おうとする可能性があるためです。
3. ノンコメドジェニック表示を目安にする
「オイルフリー」「ノンコメドジェニック」と表示された製品は、毛穴を詰まらせにくいとされています。商品名やランキングより、この表示を確認することが選ぶ基準になります。
テカリ対策でやりがちなNG
0. とにかく洗う回数を増やす
一番多い失敗です。回数を増やすより、1回1回の洗い方を見直すほうが優先です。
1. 皮脂が気になって保湿をやめる
「これ以上油分を足したくない」と保湿を飛ばすと、乾燥を補おうとしてテカリが悪化することがあります。
2. あぶら取り紙を1日に何度も使う
一時的にはさっぱりしますが、頻繁に肌を擦る動作自体が刺激になることがあります。軽く押さえる程度にとどめます。
3. スースーする洗顔料や化粧水だけに頼る
清涼感があると効いている感じがしますが、刺激に弱い人には合わないこともあります。しみる、赤くなるなら別のものを検討します。
テカリのパターンをメモする表
自分がどんな時にテカりやすいかを、まず1週間見ます。
| 見ること | メモする例 |
|---|---|
| テカりやすい時間帯 | 昼過ぎ、夕方など |
| テカりやすい部位 | 額、鼻まわり、あご |
| 直前にしたこと | 濃い食事、運動、暖房の効いた部屋など |
| 洗顔の回数 | 1日何回か |
| 保湿の有無 | 洗顔後に保湿しているか |
条件が見えてくると、「何を足すか」より「何をやめるべきか」が分かりやすくなります。
専門家へ相談したほうがいいサイン
この記事は一般情報なので、症状の診断はしません。
ただ、次のような場合は、自己流の対策を続けるより専門家への相談を選択肢にしてください。
- テカリだけでなく赤みや炎症が続く
- ニキビのようなぶつぶつが増えている
- 洗顔や保湿を変えても改善しない
- 皮脂の分泌が急に大きく変わった
まとめ
- 洗顔は1日1〜2回までにする
- 洗顔後は保湿を飛ばさない
- ノンコメドジェニック表示を目安にする
- あぶら取り紙は軽く押さえる程度にとどめる
参考:American Academy of Dermatology, How to control oily skin / Cleveland Clinic, Sebaceous Glands: Function, Location & Secretion